リビングの窓を床から天井まで大きく取り、前面の庭には芝を張ってL字に縁側で囲みました。吹き抜けもなく、決して広いリビングではありませんが、視線が青空まで抜けるようにすることで圧迫感を抑えて、床が縁側まで延長することで広がりが感じられるように工夫しました。大きい片引きの窓はリビングと庭の一体感を高めて、お子さんは嬉しそうに行き来します。
　夏に引き渡した文京台の家は冬を迎え、リビングの大きな窓からたくさんの日射を採り込み、お施主様は晴れていれば暖房を消しても暖かいと喜んでくださいました。さまざまな条件を紐解き、家族が何を大切にしているかを丁寧に汲み取ることが重要だと考えています。

UA値0.23W/㎡K　C値0.3㎠/㎡
BELS★★★★★（5つ星）取得　BEI 0.61（39％削減）
低炭素住宅認定取得
デザイン・ファンクション・クオリティを実現したLOW―CO₂の住まい